2000年8月31日、兵庫県では但馬空港を拠点とした緊急空輸訓練に引き続き、9月1日防災の日には播磨地域が大地震におそわれたとの想定のもとに姫路港沖で大規模な 総合訓練が行われました。
今年初めて相互運用協定が出来た鳥取防災ヘリコプターJA31TTを含み陸上自衛 隊UH−1、海上保安庁の搭載船よりベル212、兵庫県警察本部航空隊所属S−7 6B、兵庫防災ヘリコプターBK−117等、多数のヘリコプターが参加し、遭難者 の救助、消火活動、偵察飛行等を行いました。
鳥取県防災ベル412EP 兵庫県警S-76B
海上保安庁ベル212と巡視船 鳥取防災と兵庫防災
兵庫県に一つしかない飛行場「但馬空港」で8月26,27日の2日間、第6回但馬空港フェスティバル2000が4万3千人近くの航空ファンを迎えて行われました。 以下は27日に私が行って来たレポートです。 |
地上展示のHSS−2B
朝から35度を越す気温と抜けるような青空の中、私が出かける準備をしている最中 に、早くも上空を小松島基地所属のHSS−2Bが但馬空港に向け飛来、あわてて車 を走らせて約1時間、やってきました但馬空港。 すごい人並みの中でまずはメイン会場へと急ぐ。
そうしている間にも熊本スーパーウィングスの編隊飛行、そして私たちが一番期待し ていたヘリコプターワールドチャンピオンシップ競技が始まる。 アルファーアビエー ションのR−22がまず単独で急旋回、急降下、急上昇、そしていよいよ2人のク ルーによるスラローム、続いてボーリングのピンを上空から当て見事ストライク。さすがに世界ヘリコプター選手権での金メダル獲得の妙技。
この頃になると会場の熱気 とあわせて40度以上の気温の中、いよいよ最後のイベント。 その後エプロンでの航空機展示、HSSー2B、R−22、 ピッツと航空ファンの目が釘付けになっていた。そしていよいよ最後。徳島小松島基 地所属の海上自衛隊HSS−2Bがローパス、ハイパスと派手な飛行を繰り返して帰投後、フェスティバル2000も終わった。 以上 レポーター 松岡 均 |